※モニターは付属しておりません。
多様な環境で「安全」「快適」を評価する
3D 映像チェッカー DepthChecker(デプスチェッカー)
DepthChecker は、3D 対応のカメラや再生装置より入力された左右の映像信号に、高速ステレオマッチングを用いた画像解析を行い、その結果を視差分布(左右の映像の水平方向のずれ)の度合いとして、リアルタイム表示します。
視差の許容範囲を任意に設定することができ、逸脱範囲を直観的に把握できるよう視覚化します。
クリエータのユーザビリティに配慮した、分かりやすいインタフェースが特徴の一つです。
つまみを回すだけで、モバイル端末から映画館まで環境に応じた視差分布を確認できます。
DepthChecker は、角度単位だけでなく、パーセント単位での表示や、ヒストグラム表示など、3D コンテンツ制作に必須の機能を容易に活用できるよう、デザインされています。
3D 撮影アシスト
撮影の現場で
視差確認や3Dカメラの最適化ができます。
3D ポスプロアシスト
編集や合成段階での視差調整ができます。
3D 教育アシスト
ステレオグラファーの教育に。
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私たちが、外界を立体的に知覚することを、
「奥行き知覚」と呼びます。
3D 映像では、奥行き知覚の手がかりの一つである
「両眼視差」を表現することが可能です。
両眼視差とは、左右の網膜上に おける同じ対象の相対的な位置のずれです。
3D映像において、過度の両眼視差は、視聴者の負担や疲労といった「安全性」を損なうことが 危惧されます。
一方、過小な両眼視差は、2D 映像との差異が感じられず、3D ならではの「快適性」が損なわれると考えられます。
安全性と快適性のバランスがとれていない3Dコンテンツは、かえってネガティブなイメージを与えてしまうことが起こり得ます。
安全性と快適性のバランスをとるためには、3D コンテンツに含まれる両眼視差を、視聴環境に応じて定量的に評価し、撮影条件等を適切に補正していくことが必要です。 これまで3Dコンテンツの両眼視差は、経験的あるいは定性的に評価されることが多かったのに対し、 定量的に評価することによる品質の管理・向上を目指して、DepthChecker の開発に至りました。
入力端子 | HD-SDI 2 系統 | 左右独立した二つの映像信号 |
HD-SDI 1 系統 | サイドバイサイド(横50%圧縮) トップアンドボトム(縦50%圧縮) |
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出力端子 | DVI-D(Dual Link) 1 系統 | ラインバイライン サイドバイサイド(横50%圧縮) トップアンドボトム(縦50%圧縮) |
USB (前面)2 系統 (背面)2 系統 |
外部コントローラー接続 | |
入力フォーマット | フレームレート | 59.94 fps |
有効画素数 | 720p(1280×720)、1080i(1920×1080) | |
視聴環境設定 | スクリーンサイズ設定 | 2 インチ~1000 インチ |
観察距離設定 | 0.2m~30m | |
視差角設定 | 飛び出し方向(NEGATIVE) | 0 度~-6.0 度 |
沈み方向(POSITIVE) | 0 度~6.0 度 | |
パーセンタイル設定 | 飛び出し方向(NEGATIVE) | 76%~99% |
沈み方向(POSITIVE) | 1%~24% | |
検出速度 | Horizontal 検出 | 15 fps |
Vertical 検出 | 7.5 fps | |
電圧・電流 | 電源 | AC100V (スイッチング電源) |
消費電力 | 最大95W / 待機時75W | |
外形寸法(W×D×H) | コントローラー | 180×180×65 ㎜ |
セットトップボックス | 350×410×135 ㎜ | |
重量 | コントローラー | 約0.8kg |
セットトップボックス | 約6kg |
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