TELFAX MINI P&P(テルファックス・ミニ・ピーアンドピー)は、専用回線(有線放送CATVなど)と公衆回線の2回線を収容し、電話またはFAXへの切り替えが可能な
回線切替器です。
TEL/FAXの自動切替機能は持っていません。
(TEL/FAXへの自動切替機能は弊社製品
TELBOSE SUPER TAKE3 ND・
TELBOSE TAKE5 が有しています。)
特徴
- ★2つの回線を1つにまとめることができます。
- ★2台のFAXを1台のFAXで受信することができます。
着信動作
TELFAX MINI P&Pは着信があった場合、FAXコネクタに接続された端末に繋ぎます。
どちらかの回線とFAXコネクタとの間が使用中の場合、TELコネクタに繋がれた端末へと繋ぎます。
(A)回線から電話/FAXの呼び出しがあった場合
- FAXコネクタに接続されている(D)FAXへ接続します。
(B)回線から電話/FAXの呼び出しがあった場合
- FAXコネクタに接続されている(D)FAXへ接続します。
(A)回線と(D)FAXが使用中で、(B)回線からの着信があった場合
- TELコネクタに接続されている(C)TELへ接続します。
(B)回線と(D)FAXが使用中で、(A)回線からの呼び出しがあった場合
- TELコネクタに接続されている(C)TELへ接続します。
(C)TELと(D)FAXが共に使用中の場合 ((A)回線と(B)回線が共に使用中の場合)
- 話中になります。
端末が1つだけの場合、もう一方の回線に着信があった場合は呼び出し状態となります。
(※)ご使用になるTAやナンバーディスプレイ対応電話機の一部では正常に動作しない場合があります。
また、ADSL使用時、スプリッタの性能により多少のノイズが電話機に入ることがあります。
FAX本体がナンバーディスプレイサービス対応であっても、FAX本体に番号を表示させることはできません。
アナログボイスワープ(応答後転送)は、プッシュ回線でご利用になれます。
発信動作
特に指定がない場合、FAXコネクタに接続された端末からの発信は Bラインへ接続されます。
TELコネクタに接続された端末からの発信は Aラインへ接続されます。
(C)TELから発信する場合
- (A)回線へ接続します。
(D)FAXから発信する場合
- (B)回線へ接続します。
- (D)FAXコネクタに接続されている端末からの発信時、回線切替番号を押して一定時間経過後、接続する回線を切り替えることができます。
通常、(D)FAXからの発信は(B)回線へと接続されますが、回線切替番号を押して一定時間経過後、(A)回線へと接続します。
(通常の接続回線は本体スイッチにて変更することが可能です。この場合、設定した回線とは別の回線につながります。)
一定時間は、2.4秒/2.8秒となっており、設定により選択できます。
例:FAXから(B)回線へ発信する場合
- 端末からの発信番号 『012345』 → 回線から発信される番号『012345』:(B)回線
例:FAXから(A)回線へ発信する場合 (回線切替番号:『9』)
- 端末からの発信番号 『9 ポーズ 012345』 → ((A)回線に切り替えた後) 『012345』
端末が1つだけの場合、もう一方の回線に着信があった場合は呼び出し状態となります。
(※)ご使用になるTAやナンバーディスプレイ対応電話機の一部では正常に動作しない場合があります。
また、ADSL使用時、スプリッタの性能により多少のノイズが電話機に入ることがあります。
FAX本体がND対応であっても、FAX本体に番号を表示させることはできません。
アナログボイスワープ(応答後転送)は、プッシュ回線でご利用になれます。
停電時動作
停電時の
TELFAX MINI P&Pは動作しません。
接続動作は通常の動作(「(A)回線 - (C)TEL」・「(B)回線 - (D)FAX」)になります。
(D)FAXからの発信
- (B)回線へ直結します。
(C)TELからの発信
- (A)回線へ直結します。
よくあるお問い合わせ
端末が1つだけの場合、もう一方の回線に着信があった場合はどうなりますか?
- 通常は呼び出し状態となります。
製品概要
- ■品番:L-123-H
- ■収容回線数:2回線
- ■接続端末数:2回線 (TEL1・TEL2)
- ■接続方式:モジュラーコネクタ または ネジ端子
- ■電源:AC100V ±10% (50/60Hz)
- ■消費電力:最大3W
- ■本体寸法:40mm×170mm×220mm (高さ×幅×奥行)
- ■本体重量:約0.5kg
- ■認定番号 S88-0026-0
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カタログ(PDF:2MB)
取扱説明書(PDF:0.9MB)
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